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なぜシルクが愛されるのか?②―シルクの特徴についてー

 

今回はシルクの特徴についてお話してまいります。

 

シルクはご存じの通り蚕の繭からとれる動物性天然繊維。

ドレス、下着や、パジャマなどにも使用されておりますが、

日本では古くから着物で使用される文化がありました。

 

 

お蚕さん(親しみを込めて)は外部からの刺激を極力避けるために

自分の吐いた糸(繭)で体を守り成長します。

この繭から絹糸が取れるわけですが、

この絹糸こそ、人間の皮膚に非常に近いたんぱく質でできているため

肌に良いとされています。

 

  1. 1.お肌に良い

先にも述べた通り、人間の肌に近いたんぱく質で構成されております。

化粧品などにも使用されている通り、約20種類のアミノ酸でできており、

また非常に細い糸でできているため人の肌に自然となじむといわれております。

 

 

  1. 2.吸湿・速乾性がある

非常に細かい糸は天然繊維の中でも綿の1.3倍以上の吸湿性があり、

かつ繊維は多孔質性であるため速乾性も兼ね備えます。

汗を吸収しても放出されやすいため、汗を媒介して菌が繁殖するのを防ぎ

嫌な臭いやムレの原因もなくなります。

インナーやパジャマに利用されるのはそのためです。

 

 

 

3.紫外線をカットしてくれる

 

真っ白なお蚕さんにとって紫外線は天敵です。

繭はその天然のシェルターであるといえます。

シルクは衣類だけではなく、UV効果もあるため、

化粧品にも活用されます。

 

 

  • 4.夏涼しく、冬暖かい

先に申した通り、繊維が多孔質性であるため、

繭の中で適温、かつ湿度も適宜保たれます。

ゆえに、夏は涼しく、冬暖かいという性質があります。

 

 

  •  
  • 5.静電気を起こしにくい

天然繊維は放電性があり、いやなパチパチを起こしづらく、

摩擦により肌を傷つけることもありません。

また、ホコリを寄せ付けないという嬉しい利点もあります。

 

 

  • 6.上質な光沢

なんといっても他の天然繊維には見られないまばゆい光沢がシルクの特徴です。

繊維の断面図が三角形であることから光を反射して上品な光沢が生まれるため

高級なドレスや、着物などに用いられ、クレオパトラや楊貴妃など世界三大美女たちも

こよなく愛したといわれています。

 

 

現在、日本製のシルクは大変貴重で高価となっているため、

残念なことに大半が外国製のものとなっております。

これから日本産のシルクが戦前のように普及していくことを願いつつ、

お肌にトラブルを抱えている方にもっと身近に使っていただければと思います。

 

 

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